泉州 閑爺2023年3月12日鯖江市鯖波と鯖江は、越前国 黎明の地(第13話)越前縄文人は、地場産の珪石石器作りに始まり、集団漁労や集団製塩業を興し、海民として船による対外交流交易をも活発化させた。海退期にはいると、谷底平野化した日野川水系南側高地部より徐々に稲作農耕を興し、開墾に要した農具も石刃から青銅・鉄器刃に進化し、鉄器作り産業が興った。
泉州 閑爺2023年2月28日鯖江市 地名学・言語学的考察(第10話)地名学・言語学的考察。古地名はその地の古を物語る。越前縄文人は交易や集団社会生活を営むに不可欠な言語で交流し原始的な文字も存在していた。 その様なことは根拠とする史料・史実や有形の遺跡・遺物が無くとも海外の古代文明等でも明らかな通り人類学・比較文明学・言語学的に充分類推できる。
泉州 閑爺2023年2月25日鯖江市鯖の生態と人類との関り(第9話)鯖の生態と人類との関り。我が国で「鯖」について書かれた最初の文字史料は、奈良時代の平城京跡地で発掘された「長屋王家木簡」と言われている。しかしながら、人類との関りを示す古地名、鯖波と鯖江の地名由来は、その約5倍も古い紀元前4千年以前に遡るのである。
泉州 閑爺2023年2月17日南越前町金刀比羅神社は縄文塚遺跡(第8話) 金刀比羅神社は縄文塚遺跡だ!縄文時代の信仰は「アニミズム・自然崇拝信仰」と言われる。 海や山、川、巨岩、草木、動物、気象など自然界の森羅万象に、霊性・神格を認め崇める原始宗教で、縄文人の集団生活の中から発祥した日本独特な多神教で「縄文神道」と呼ばれている。
泉州 閑爺2023年1月18日鯖江市鯖江と鯖波の地名由来の摩訶不思議(第2話)海から遠く離れた山奥の町がどうして海の魚:鯖に因んだ「鯖江」や「鯖波」 と呼ぶのかと? とても不思議に 思った記憶が残る。そして今日に至っても、これら地名が暗示する「鯖の獲れた海」であったこと、或いは、別の由来を理論的に解説される我が郷土歴史研究家や専門家並びに文献等には、未だに
泉州 閑爺2022年12月12日鯖江市 「鯖江」「鯖波」の古代ロマン・サバ読みプロローグ(第1話)縄文海進のピーク期、現在の福井平野は現風景と全く異なり、日本海に面する幅約10km以上の広い湾口の古九頭竜湾で覆われていた。その海面に 浮き出た「鯖江台地」の高台「王山」からの眺望は、穏やかで青く澄んだ海原、それはとても多島美な絶景であった。