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【神社巡り2024年総集編】2024年に参拝したおすすめ神社5選!

執筆者の写真: o_katakao_kataka
2024年に参拝したおすすめ神社5選!不死鳥の如く蘇る越前国

 2024年は仕事で4月まで石川県白山市に住んでいて5月に福井県坂井市に戻ってきました。

 白山市にいた時は時間が結構あったので能美市・白山市を中心に神社巡りをしていたこともあり加賀の白山信仰や加賀における一向一揆と越前朝倉家との争いが今に残る神社の社伝に胸躍りました。あとはなんといっても能美市が古墳の街という事を知らなかったことです。能美市には多くの古墳群があり古代豪族の話が多く残っているのはとても興味深く驚く内容が多かったです。そんな2024年で巡った神社は約170社。2023年に比べると少ないですが、いまだに新しい発見があり飽きることがない奥深い世界だなと感じる1年でもありました。そこで2024年に参拝した神社の中でも心に残った神社を5選をここでご紹介!

 
本殿から見渡すと360度の日本海が見える厳島神社・新潟県糸魚川市能生

■本殿から見渡す360度の日本海!

 新潟県糸魚川市能生 厳島神社


まずは何といっても爽快さと海の風が気持ち良すぎた~新潟県糸魚川市能生の厳島神社です!


 見渡す限りの日本海!参拝したのが6月ごろだったんですが快晴で天気にも心奪われた感じです。日差しが暖かく海風も冷たくなくと、とても快適な中、神社が鎮座する小さな島で1時間ぐらいぼーっと無心で海を見ていました。




 島を繋ぐ朱色の橋がとても細いんですがその細さがまるで海の中を歩いているような気分にさせてくれます。島の中腹には小さな本殿があります。


 さらに島の頂上には大きな灯台と小さな祠があって龍の頭部が彫られた彫刻があります。龍神を祀っているとされています。島自体を弁天岩と呼ばれていて御祭神はイチキシマヒメ御本尊は弁財天とされています。島に建っている灯台は恋人の聖地になっているみたいです。

 新潟県へは仕事で行きましたが、確認できた新潟の神社も雰囲気が良さそうで神社巡りしたいですが福井からは少し遠い上に新潟は大きい!新潟県の神社巡りには年単位でかかりそう。



 
苔のじゅうたんに浮かぶ本殿がある猿田彦神社・福井市冬野町

■苔のじゅうたんに浮かぶ本殿

 福井市冬野町 猿田彦神社


 友人を待つ間の時間つぶしに付近の神社巡りの最中に訪問した福井市冬野町の猿田彦神社。境内を見てこれほど驚いた神社は初めてです。境内に広がる苔一面の世界。歩くだけで罪な気持ちが湧くほど柔らかい苔のじゅうたんは参道だけでなく境内一面が苔だらけ。


 これほどの神社が地元の方にしか知られていないなんて福井の神社もまだまだ奥が深い!

 

 Googleマップの評価が星2つ(星5つ満点中)という低い評価。ここが星2つなんておかしすぎます。福井県内の神社の中でトップクラスの静けさと美しさを兼ねそろえた神社です!


 御祭神はサルタヒコ。道が分かりづらいですが、ちょうど地元の方々が草むしりをしていて案内してくれました。防獣柵を2,3ほど開けていかなければならないので初めての方は合っているか少し不安になる可能性がありますが、区内の道に十一面観世音と猿田彦神社の石柱が2本並んでいるのが目印です。

 
金沢城より移築された威風堂々たる中村神社の拝殿・金沢市中村町

■金沢城から移築された

 威風堂々たる拝殿

 金沢市中村町 中村神社


 以前、このホームページでも紹介しましたが金沢周辺の神社を巡るスタンプラリー『金沢七福参歩道が2024年春に行われていてたまたま参加したのですがその中で参拝した中村神社の拝殿の重圧さというか迫力というか独特の雰囲気を強く感じました!




 

 この中村神社の拝殿は金沢城二の丸の舞楽殿に実際に合った彫刻。欄間や天井などをそのまま移築されています。色の加減かな少し黒っぽく重みを感じます。龍の目の迫力が加賀前田家の威厳を感じさせてくれて本殿に前田のお殿様がホントにいるよな気持ちになり頭を下げたくなります。


 金沢城二の丸は明治14年(1881)の火災で焼失しましたがこの舞楽殿は焼失をまぬがれました。この龍が水を運び舞楽殿を守ったと伝わりますその後も様々な災害を乗り越え現在にその姿を残していることからこの龍を龍神とされこの中村神社を守っています。中村神社は春日系の神社で神紋は下り藤です。



 
過去の繁栄を感じさせる壮大な建物が光る八坂神社・越前町天王

■過去の繁栄を感じさせる壮大な建物

 越前町天王 八坂神社


 2024年、心を引いた牛頭天王。明治以前に栄えた牛頭天王を祀る神社も明治期に入ると廃仏毀釈の影響で牛頭天王は姿を消しました。そんな、一風変わった牛頭天王に2024年は急に興味を持ち福井県の牛頭天王の聖地・八坂神社へ参拝しました。


 過去の八坂神社の盛大な雰囲気を感じる境内と現在はあまり参拝される方も少ない退廃的な雰囲気が交わって心を打つものがありました。



 これだけの境内が今も残るという事はその昔の繁栄が想像でき当時の雰囲気が伝わってきます。

 この神社の近くを流れる川は天王川と呼び、地名も天王。白山信仰の祖・泰澄大師との関わりの深い越知山の麓でもあり数々の宗教施設が立ち並ぶ地域。この辺りは、しっかり深堀しないといけない場所だと思っています。




 
神社のテーマパーク?見所多めの天日陰比咩神社・中能登町二宮

■神社のテーマパーク?見所多め

 中能登町二宮 天日陰比咩神社


 2024年の始まりは能登半島地震から始まりました。金沢市内で初詣を楽しみ白山市の住まいに着いてすぐに地震が発生しました。能登半島における被害は皆様も御存知の通りですが、神社での被害も多かったです。


 そんな中、能登国一之宮・気多大社や二宮の天日陰比咩神社を参拝しました。地震がなかったかのような快晴の中、地元の神社の倒壊を見かけることもありました。



 天日陰比咩神社への参拝は初めてだったのですが、高い木々に囲まれていてすっきりしている境内なのにしっかり鎮守の杜の雰囲気が保られている境内はとても心地よい雰囲気です。


 見所が多く、そのひとつひとつがしっかりとしていてそこまで客寄せ的なものではないところが個人的には気に入っています。天狗の足跡の残る鎮座石、異様に広がる楓の木、巨大なヤリのような火の鳥、神池、逆立ち狛犬など見所が多く芸術的なアートも飾られていました。案外、神社とマッチしていて新しい神社の形だなと感じました。もちろん歴史は古く越中との国境になるので争いも多かった地域。この辺りでは神格化されている石動山も興味深いです。ここも深堀したいけど結構、遠いな~。


 

 2024年は新潟県や長野県に仕事で行くことが多く、それぞれの雰囲気や歴史などを感じることができ興味を持ちました。やっぱり、行かないとわからない事、感じるものがあってとても新鮮でした。地元・福井県でも猿田彦神社との出会いは驚きしかなかったです。まだまだ福井県の神社でも知らないことが多いなと思い、更なる福井県の魅力を感じますます福井県の神社が好きになっていきました。


 すでに2025年3月ですが、春を感じるようになってきたので神社巡りに励みこのホームページの更新に努めたいと思います!

 
2023年参拝した神社の中から5選!不死鳥の如く蘇る越前国



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​坂井町、丸岡町、三国町、春江町の4つの地域が集まった坂井市。

​福井駅前の福井城を中心とした城下町。一乗谷周辺の東郷地区。足羽など。

​あわら温泉のある地域。石川県との県境にも辺り歴史的に見ても面白い地域。

​福井県の内陸部の山間部。白山信仰の中心地としてその遺構が多い地域。

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福井県坂井市に住む郷土歴史・福井県が大好きな管理人のOkazakiの勝手気ままなサイトです。特に神社、織田信長の天正年間、新田義貞の南北朝時代が大好きです。
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